『村』から子どもたちの遊びと学びを考える
2018年10月、品川・天王洲ではじまった VILLAGE(ヴィレッジ)。東京にいながらも、森の中を駆け回るような自由さ、木登りみたいに挑戦しようとする心、みんなでつくって、分け合う気持ちを感じてほしいという想いから『村』を意味する『VILLAGE』と名付けました。アフリカに古くから伝わる The Village Grows the Child (村のみんなで子どもを育む)ということわざにもあるように、ここに集まるたくさんの人たちが、村人(住人)となって、みんなで楽しみながら、力を合わせながら、子どもたちと一緒にのびのびと遊ぶように学べる。そして大人も夢中になれるような環境づくり、場づくりができたらというのが1つの大きなコンセプトです。
『村』を形成するための『技術』や『心構え』を、子どもたちは、専門家や、みんなでつくりあげた環境、本物の道具などから学びます。職人や先生、クリエイター、アーティストなどジャンルはさまざま。村と同じようにここでは『アイデア』や『コミュニケーション』が大切です。一人ではできないことも、力を合わせればできたり、誰かがヒントを教えてくれたりします。ここには協力してくれる人たちがたくさん集まっています。そして、何より農家の人たちが大切に育てたお米や野菜、プロの料理人によるおいしいごはんも充実しています(お酒もちょっと)。東京にいながら、自然の中にいるような豊かな時間がここには流れています。